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藪井竹庵 [乳癌闘病記]

 私はがん患者で、現在都内の某大学病院に通っています。
その病院は、①交通アクセスが大変よくて、
②建物も最近建て直してとてもきれい、
③入院したとき食事がおいしくて感激しましたし、
④昔の職場のすぐ近くで街にたいする思い入れも深く、
病気のたびに、その病院にお世話になっています。


1.png
今回文字ばっかりでつまらないので、先日遊びに行った浅草の文庫革のお店、
大関さんのショップカードの写真を乗っけます。
どの商品もほんとに素敵!お値段も素敵なのですが(;^ω^)、
お金を貯めて、今年のクリスマスプレゼントに自分で自分にお財布を
送ることに決めました(*'▽')。


この病院のいいところはいろいろあるのですが、特筆すべきは
⑤看護師さんたちの質の高さ!
有能で、ホスピタリティーにあふれた
素晴らしい看護師さんが多いのです。


私はもともと血管の質が良くない上に、
抗がん剤治療などのせいで血管が細くなっているらしく、
採血する人にはとても迷惑な存在です。
健康診断などでは、針を刺してから皮膚の下で血管を探られ
貧血を起こしたり、
神経に針が触ったのか激痛で嘔吐したり、
腕で1回失敗して、選手交代してもう1回トライしてやっぱりだめで、
結局手の甲の血管(腕より痛い)で採血、
なんてことも1度や2度ではありません。


2.png
この柄の手鏡、お金ないのにうっかり衝動買いしそうになった。


それが、かかりつけの大学病院の採血センターでは、
腕の血管から1回でばっちり採血!
ほんと、吸血鬼なんじゃないの?と思うくらい上手なんです。
私は採血が上手な看護師さんをトランシルバニア
(ドラキュラ伯爵のふるさと?)出身の、という意味で、
シルバニアちゃん、とお呼びしています。
いうなれば某大学病院の採血センターは
シルバニアファミリー!といったところです。


病院前庭_R.jpg
唯一関連のある写真。病院の前庭の桜。季節外れ(;^ω^)


そんなわけで万全の信頼を
寄せる病院なのですが、
一点、残念なところがあります。それは
お医者さんorz


いや、全員が全員残念というわけではないんです。
骨の転移を見てくださっている整形のドクターは
とっても親身な方ですし、確か心臓外科にも、
日本で五指に入る名医がいらっしゃたはず。
でも、乳腺の私の担当のお医者さんが、ちょっと残念さんなんです。


1:コンピューターの画面を見ながら話す。患者の方を見ない。
2:問診をしない。容態や経過を聞かず検査結果だけを見てコメントする。
3:薬の処方を忘れる。


3については、1回や2回じゃないんです。もう、何回も!
その度に、会計はしなおさないといけないし、
お薬も待たなきゃいけない。予約が15:00で、
採血のため13:00には病院に着いているのに、
終わりが19:00近いなんてこともざらです。


今、医療はかなり標準化されていて、
セカンドオピニオンも2か所受けましたが、
再発乳がんで骨転移ありだと、ステージはⅣ。
治療の選択肢は、これとこれとこれ………というふうに
どこのドクターもほとんど同じことをおっしゃっていました。


 3.png
この柄も素敵でしたー。ブックカバーなんかもありました。


検査結果でステージが決まって、
ステージごとに治療がパッケージ化されているなら、
医者なんていらないじゃん。AI(人工知能)で十分。
AIの方が、薬の処方忘れもしないだろうし、
よっぽどいいんじゃない?
人間のドクターの優位性があるとしたら、
患者との信頼関係が引きおこすプラセボ効果ぐらいのものでしょ。
それができない人間医師なんて、阻害要因でしかないじゃない?


もう一つ、いわゆる「インフォームドコンセント」を
勘違いしている若い医師が多い!
最初の手術のあと、ホルモン治療を5年続けました。
6年目に子宮内に何かあるのがわかり、摘出手術はするとして、
子宮がんのリスクを高めるホルモン剤を飲み続けるかどうか、
という話になった時に、若い婦人科のドクターに
「どうしますか?」って聞かれて、ぶち切れました。
どうするもこうするも、患者には判断する材料がないじゃないか。
インフォームドコンセントっていうのは
判断を患者に丸投げすることじゃないでしょう?
まずは治療の選択肢を示し、この場合だったら、
薬を飲み続けることのメリットとデメリットをちゃんと説明したうえで、
「私なら〇〇という理由でこちらを選びますが、どうしますか?」
これが本当の意味でのインフォームドコンセントでしょう。
大した説明もなしに、いきなり「まだ飲みますか」って、
どこの飲み屋だよって話ですよね!


4.png
私が狙っているお財布はこのデザイン!(^^)


まあ、日本の医師や看護師が常にオーバーワークを
強いられていることは理解していますし、
癌に関しては本当に治療の標準化が進んでいて、
医師の腕が生命予後に及ぼす影響も少なそうなので、
若い患者さんに彼や彼女のような残念さんが当たるよりは、
私のほうが実害も少ない、いっそ私が教育してやろう、
くらいのスタンスでおりますけどね。


毎月1回の診察の際には、容体の変化を箇条書きにまとめ、
薬の残数を一覧表にして、チェックリストにして医師に渡しています。
そこまでやっても前回やっぱり1種類、処方忘れられた!
もうどうすればいいでしょう!クラスに一人はいるよね、
いっくら言っても提出物を持ってこない子が。まったくもう。


向こうに言わせれば私の方が面倒な患者なのかもしれません。
去年の9月、原因不明の腹痛で入院し、
再発乳がんだとわかったのが11月。
それまでの2か月は、通常の鎮痛剤しか処方されず、
入院中は、その鎮痛剤すら規定量しか飲ませてもらえないので、
激痛で眠れない夜を何日も過ごしました。
ある夜とうとう痛みに耐えかねて、ナースコールで看護師さんを呼び出し、
「すみません、救急車呼んでください!」って言ったことが。
二人とも一瞬沈黙した後、大笑いしましたけどね。
泣き笑い劇場でした。
その時の看護師さんは、結局私が疲れて眠るまで、
ずっと背中をさすっていてくれました。
それだけでも落ち着くんだよなあ。人間の手って不思議ですね。


そんな激痛も、乳癌とわかってからはモルヒネ系の
強い鎮痛剤がもらえて治まり、普通に生活できるようになりました。
痛くないって素晴らしい!医療はやっぱり人を救うなあと実感する毎日。
医学の進歩と医療者の献身に感謝を忘れないように、
目の前の残念君と毎月一回バトルを繰り広げる、そんながん患者生活です。


 


 

今週の小ネタ


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病気とのお付き合い [乳癌闘病記]

長くブログや豆本制作をお休みしていた理由は
本業が忙しかったからなのですが、
ここへきて再開した理由は、
乳癌が再発してしまったからです。
kaityouamae_R.jpg会長のお世話したり
9年前に、癌が見つかり手術をしました。
手術→放射線→抗がん剤→ホルモン療法と
標準治療を一通り終えて、5年で卒業、と言われ、
ホッとしていたのですが、
去年の夏の終わりに謎の腹痛で入院、いろいろ調べた結果
乳癌の再発と告知されました。ステージ4。末期がんです。
IMG_1306_edited_edited_R.jpgポチ袋作ったり
もう手術等での根治はできないので、
お薬をつかって進行を抑えています。
おかげさまで抗がん剤が効いて、副作用もなく、
がんマーカーは下がっています。
鎮痛剤の副作用もおさまり、
今は普通の日常生活を送れています。
IMG_1310_edited_R.jpgおいしいものを食べたり
骨転移のため右半身に痛みがあり、
医師から通勤はやめたほうがよい、と言われたので、
退職覚悟で会社に相談した結果、思いがけず
在宅勤務を認めていただき、現在も仕事を続けています。

 IMG_1171_edited_R.jpg猫社長ひっくり返したり

生存率のことなども聴いたものの、今一つピンとこず。

お仕事の量減らしてもらえたし、
豆本とかブログとかまた始めよう!っという感じで
本人いたってのんきにしております。

IMG_1162.JPG花をめでたり

もしかしたら、同じ病気の方の参考になるかもしれないので
病気の状況なども、こちらのブログにちょいちょい書いて
いこうとおもいます。


IMG_1336_edited3.jpg牛を愛でたり


時に重くなっちゃうことがあったらごめんなさい。
読み飛ばしてくださいね。

ガチャ用ポップ2.jpg
豆本
を作ったり。日々楽しく過ごしています。


とりあえず、今は本当に普通に暮らせているので
この状態が少しでも長く続くよう、
養生していこうと思っています。

今週の小ネタ


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