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田中栞の豆本ワークショップレポート [製本・製本キット・道具]

豆本虎の穴修行・12時間製本耐久レース第二弾!ということで
先日、田中栞先生の豆本ワークショップに参加してきました!
今回は丸背ハードカバー箱付きという豪華な豆本を作ります。

本の背には丸背と角背があります。

これが角背          これが丸背        これは猫背(^m^)
角背.jpg丸背.jpg外猫だったころ.JPG

家にあるハードカバーはほとんどが丸背です。
丸背のほうがページがめくりやすいのかな。
背を丸くするという工程が増える分、手間がかかります。
本来は何日もかけて行う作業ですが、
一日で箱まで作ってしまうという田中栞マジック

まずは本文を綴る作業から。
今回はリンクステッチという綴じ方を習いました。
とじ終わったところ.JPG中の糸.JPG

おわっ、写真で見ても緩いのが分かりますね。
締めすぎてもダメ、緩すぎてもダメという、微妙な手加減のいる作業です。
覚えれば何折の本でも作れるようになります。練習あるのみですね。

次に背を丸める作業。下の写真中央、黄色い袋の中にある
クランプで紙を締めあげて背を金槌でとんとんと叩いて丸くしていきます。
綺麗なカーブを出すにはこれまた微妙な手加減が必要です。
先生に手伝っていただいて何とか形になりました(^^ゞ
道具.JPG

後は表紙をつけて本は完成。豆だけとちゃんと丸背になっています豆丸背.jpg

次に箱作りに取り掛かります。

箱のオモテを上にして本を出せば、
本のオモテが上にくるように作るためには……
箱と本の表1.JPG
同じ向きから見たときには、本と箱のウラオモテは逆になる箱と本の表2.JPG

(-。-)???…………混乱してきませんか。
先生は「これはよく間違えます。プロでも間違える人がいますよ」
とおっしゃっていたのですが、
実はこの日先生に見ていただこうと持参していた
私の豆本の試作品がまさに逆だったのでございます(^^ゞ
いやあ、習いに行ってよかったよかった。

豆本の場合、ぴったりな箱に納めてしまうと
なかなか取り出せなくなることがあります。
今回は箱のリボンを引くと中の豆本が
ひょこんと出てくる仕組みを教わりました。

記念写真.jpg

家に帰ってからリボンの先にチャームをつけてみました。可愛い(*^_^*)チャーム.JPG

本日の作業は終了。そのあと、先生の膨大な蔵書の中から
貴重な豆本や稀覯本を見せていただきました

★おり.jpg★ステンドグラス.JPG★金の文字.JPG★銀の文字.JPG★武井刊本.JPG★西洋の豆本.JPG

あっという間に時間が過ぎ、家に着いたのは夜中近く(^^ゞ
有意義な一日でした。田中先生ありがとうございました。

<お知らせ>
神田神保町の東京堂書店創立120周年記念
「田中栞の豆本づくり」フェアが3月1日~14日
東京堂書店ふくろう店にて開催されます。

ワークショップあり、先生の蔵書の展示あり
(上で紹介した本も展示されるようですよ)
さらには本に関する「なんでも相談室」ありと盛りだくさんな内容です。
製本に興味はあるけど、何から始めよう?という方
おすすめですよ~(^◇^)ノシ


nice!(35)  コメント(19) 
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コメント 19

いっぷく

豆本だからこそ放つ魅力もありますね、
ていねいで美しい出来上がり具合に感心します。
いつか時間がとれたらこんな豆本作りの
世界にも浸りたいと思いますね。
by いっぷく (2010-02-09 09:40) 

chako

にゃ〜るほど、そっかぁ!
箱って逆に作らなければならないんですね^^
単純なのに間違えますよね…
箱付きの豆本、デラックスですね〜!
表紙は布貼りですか?奇麗な柄ですね。
by chako (2010-02-09 09:50) 

タッジーマッジー

さりげなく入った社長の猫背がよいですね。
本と箱の裏表、なにげなく使ってるけど、一から作るとなると間違えそう。
文章が横書きの本か、縦書きの本かで、
表紙の裏表が決まるから、そっからまた箱の裏表を決めるのですね。
ステンドグラスのって、まさかほんとのステンドグラスですか?
by タッジーマッジー (2010-02-09 12:12) 

green_blue_sky

すごい修行です。
出来栄えがいいですね。

外猫さんたちは、捨て猫や、虐待にあっているので、本当の性格はわかりません。
模様では判別できません。
個性はそれぞれ違います~
ただみな甘えん坊が共通点(爆笑)
by green_blue_sky (2010-02-09 12:14) 

藤丸

全部すごい!
やっぱり、丸背はたいへんなんですね。
猫はやっぱり猫背なんですね。
箱にリボンの細工がまたいいですね。
先生の蔵書というのがまたしびれます。
あーもー実物、見てみたい……。
by 藤丸 (2010-02-09 12:23) 

ikuko

角背、丸背、猫背(≧▽≦)
豆本、楽しそう。。。
by ikuko (2010-02-09 12:57) 

やよい

丸背の箱入りは難しそうですが 素敵です。
先生の蔵書は 見てみたい衝動に駆られます。
猫社長はやはり猫背だったのですね、ふふふ。
by やよい (2010-02-09 13:06) 

高田美苗

猫背(^m^)
田中栞先生の豆本ワークショップ、楽しそうですね〜♪
by 高田美苗 (2010-02-09 14:48) 

雉虎堂

いっぷく様

大英博物館の近くに
豆本の専門店があるらしいのです
行ってみたいなあ~(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-02-09 18:29) 

雉虎堂

☆彡chako様
 箱は先生が裏打ちされた絹のスカーフです。
 渋くラメが入っていてとても気に入っています(*^_^*)

☆彡タッジーマッジー様
 そうなんです。これ本物のステンドグラスが入ってるんです(ё_ё;)ビックリ
 他にも、書物の内容に合わせて寄木細工や織物など
 さまざまな素材が使われていて、見ていると時間がたつのを忘れます(´∀‘)ウットリ

☆彡green_bule_sky様
 外猫さんで甘えん坊なんて珍しいですよ
 いつもの場所でみんなに愛されているからですね(*^_^*)

☆彡藤丸様
 本当に一度手にとって見ていただきたいです
 そして猫はきりっとすればするほど猫背です(^^ゞ

☆彡ikuko様
 いつもかわいいイラスト楽しく拝見しています
 私も自分で絵や字が書ければ
 もう少し表現の幅が広がるのにな~

☆彡やよい様
 猫背は鹿鳴館時代のドレスにも
 ちょっと似ていると思うのですが、どうでしょう(*^_^*)

☆彡高田様
 楽しいですよ~作業ももちろん
 合間合間に製本や出版業界の裏話が聞けるのが楽しいです!
by 雉虎堂 (2010-02-09 18:44) 

サチ

最初の3枚の写真の説明がかわいい(猫背♪)
写真もいっぱいで細かな説明をしてもらえるので
うんうん・・と拝見してます^^*
by サチ (2010-02-09 20:11) 

雉虎堂

☆彡サチさま
 すっごく上手にアジの開きを作る人がいてね、
 ブログ楽しみにしているんだって家族に言ったら
 漁業関係者のブログを読んでいると思われたようで(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-09 21:03) 

esme

丸背、きれいですね!!職人「技」ですね。。猫背・・・ほんとにネコの背だ。。
by esme (2010-02-09 22:40) 

marimo

今回も目からうろこの本格技が光ってますね。
「丸背」・・・昔付けていた日記帳などがこれですね。
あれも型の上でトントンしながら作られるものなのですか~
知りませんでした。勉強になります。
by marimo (2010-02-10 00:00) 

雉虎堂

☆彡esme様
  今回は一冊だけでしたが、これを何冊も
  しかも美しく仕上げるのは本当に職人技ですね

☆彡marimo様
  とんとん叩いたりぐいぐい引っ張ったりヘラでつぶしたり
  やすりでやすったり、いろいろなことをして形を整えていきます
  これは豆ですけれども、普通の大きさの本を造る作業は
  結構体力勝負なんじゃないかなあ(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-10 07:12) 

ナカムラ

すごいですねえ。丸背はきちんと作る自信なしだなあ。すごいニヤー。
by ナカムラ (2010-02-11 22:30) 

雉虎堂

ナカムラ様

何背であれ、製本を長時間していると
人間も猫背になります(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-11 23:10) 

Inatimy

思わずPC画面に顔近づけて見ちゃいました。
丸背にするには、こういった道具が使われてたんですねぇ。
ちょっと違うけど、目覚まし時計の乾電池が取り出しにくいので、
私もリボン使ってます♪
by Inatimy (2010-02-12 02:00) 

雉虎堂

☆彡Inatimyさま

ああ、なるほど(ё_ё;)
「リボンで引っ張り出す」アイデアは
電池にも使えますね(^ ^)
by 雉虎堂 (2010-02-12 08:11) 

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